ビジュアライゼーション・アドバイザー

デジタル時代のデザインは、単にアーティスティックな表現の話ばかりでなく、ビジネスや社会そして自然環境や経済システムなど、多岐にわたる問題解決という宿命を背負いました。その結果「デザインの良し悪し」の判断基準も、多様化しています。私は原点に回帰し、自らの得意とする「ビジュアライゼーション=可視化」という視点から、優れたデザインに貢献していくことを役割としています。

 

過去、視覚表現の教育は、大学や専門学校という若年層向けの教育、そして会社などの組織によってなされてきました。多様性の時代において、さまざまな表現者そして多様な価値観を通して社会と関わるデザイナーが多数存在するわけですが、その拠り所となる「原点」は何なのでしょうか。

 

私はインターネットの創成期から、過去のデザインと未来のデザインの狭間で、さまざまな経験をしてきました。そして、さまざまなクリエイターの教育に関わり、その成長を観察してきました。そして今思いますのは、新しいデザインの教育のあり方が必要だという思いです。学校型の教育や、オンライン講座のようなあり方でなく、スポーツや音楽のようにデザインに関わるひとりひとりに寄り添う「コーチ」のような存在が必要だと思っています。それらコーチは、難しいことをわかりやすく理論として伝え、身体化できるように何度も繰り返すことを見守り、また常に見守る中で必要なアドバイスを完結に伝えます。そういった存在が、今デザイナーに必要なのではないかと考えています。

 

このようなアイデアにご賛同いただき、一緒になって新しい「ビジュアライゼーション・アドバイザー」という教育の仕組みを構築してくださる、デザイナーの方、デザインチームのマネージャーそして経営層の方々とのコラボレーションを、楽しみにしております。

 

簡単な資料を以下に用意してありますので、ぜひご覧ください。